結婚式の予算はいくらが妥当?人数別結婚式費用の予算と自己負担額まとめ

結婚式の予算というのは、すごくかかるというイメージもあって、知りたいけど、知るのが怖かったり……。でもこれから実際に結婚式を挙げようと考えている人は、現実的な予算のイメージを把握しておきたいですよね。そこで今回は、人数別の結婚式費用の予算や自己負担額のまとめや、ご祝儀で賄える額の実態などをお届けします。
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1:結納なしかありかで違う!結婚式の費用

近年の結婚においては、堅苦しさの感じる結納を行なわず、食事会などの両家顔合わせで済ませるカップルも増えていますよね。ただし親の世代によっては、「結納をしないなんて、女性の家に対して失礼なのでは……」という意見も。

また、結納も、結納金や結納品なしのケースも増えているようですが、一般的には、結納をおこなう際、「女性が嫁入りの準備をするためのお金」として、男性側から女性側へ贈られます。しかしこの結納金も、嫁入りのためではなく、結婚式の費用として使うケースも増えているよう。

また、結納なしにした場合、そのぶん、男性もしくは男性の家が、結婚式の費用負担を多くする、とうこともあります。

 

2:結婚式の費用の自己負担額の内訳5例!親が出す場合と出さない場合も

結納や親からの援助の有無によっても、結婚式に関連する自己負担は異なります。まずは、結婚式に関する自己負担について、過去4年以内に結婚した人たちに実情をうかがっていきましょう。

(1)すべてお祝いで賄えてしまった

「当初、自己負担をふたりで150万円ほど出す準備をしていました。

でも実際に動き出してみると、結果として、親からの援助を含む“お祝い金”ですべて賄えてしまいました。

結納と披露宴はせず、挙式と会費制パーティーにしたのでそこまでお金はかからず、さらに親からは両家の合計で150万円をもらいました。その他、親戚からのご祝儀も100万ほど集まったので、余剰金が出るほどでした」(34歳女性/秘書)

(2)ほぼすべて自己負担で50万円ほど

「私たちは、お恥ずかしながらともに両親が離婚していて、さらにどちらの家もあまり裕福ではありません。

なので、親からの援助というか、ご祝儀は各5万円ずつ。これは一般的な結婚にくらべると、少ないほうだと思います。

さらに、どちらの親も親戚づきあいがなく、結婚式にも招きませんでしたので、その他のご祝儀はゼロ。

なので、ほぼ自己負担で式だけ挙げました。かかった費用は、50万円ほどです。結納はしていません」(28歳女性/飲食)

(3)想定より自己負担は低く済みました

「最初の想定では、結婚絡みの自己負担金は300万円ほどを計画していました。ここには、結納代わりの婚約指輪と婚約記念品を含みます。

そして式と披露宴は身内だけでおこなう予定だったので、予算はそこまでかからない計算で、合計で200万円くらいを想定していました。

でも、それぞれの親から100万円ずつ、さらに親戚からもご祝儀をいただき、合計で250万円弱が集まったので、想定よりも自己負担の金額を安く抑えることができました」(38歳女性/経営)

(4)結納は親が負担、結婚式関係もご祝儀のおかげで自己負担は100万円ほど

「夫婦ともに地方出身だということもあって、親たちの意向で“結納はやらなくてはならない”となり、簡易なかたちとして食事会形式でおこないました。

この費用は双方の親が折半してくれたので、自己負担はゼロで済みました。

式と披露宴は、そこまで格式が高くない結婚式場を使って、ほぼ身内だけを招いてゲストが少なかったので、250万円ほどで収まりました。

親戚からはご祝儀をかなりいただき、合計で150万円ほどになりましたので、自己負担は100万円くらいで収まりました。引っ越しがあったので、非常にありがたかったですね」(37歳女性/IT)

(5)全額、親たちが負担しました

「自分たちがまだ若かったというのもあるんですが、式に関連する費用は双方の実家がすべて負担してくれました。

というのも、自分たちはお金がないので式も披露宴もしないつもりでいたのですが、双方の親が“それはないだろう”ということになり、実家が負担するかたちで、簡単な挙式と披露宴をすることになったからです。

身内だけの簡単な式と披露宴でしたが、やはりそれなりにかかって、全部で200万ちょっとだと聞いています。結納はしていません」(26歳女性/トリマー)

 

2:30人と60人では大違い!結婚式に呼ぶ人数別にみる結婚費用の予算相場

ここからは、結婚式そのものというより、披露宴の話になりますが、お招きするゲストの人数によって当然、その予算感は大きく変わります。ゲストの数に応じて料理代金や飲み物の見積もりが計上されていくため、お招きする人数が多くなるほど、式場への支払いは高額になります。

そこで、会場やドレスの格、演出によっても変化しますが、「そこまで節約結婚式でもなく、豪華な結婚式でもない」という平均レベルの挙式における、ゲストの人数別の予算相場をご紹介します。

(1)30人の場合

ゲスト30人規模で披露宴までおこなう場合には、予算感は180万円前後と見ておくといいでしょう。

ご祝儀に関しては、一般的なゲストの相場で、ひとりあたり3万円として計算すると、単純計算して90万円。親や親戚はこれよりも高額になるケースが多いので、実際にはもう少しご祝儀でまかなえる部分が出てくると思われます。

(2)60人の場合

60名規模で披露宴までおこなう場合には、250万円程度の予算を見込んでおくといいでしょう。

こちらも30人のケース同様にご祝儀を単純計算して、まずはもっとも安く見積もるとすると、180万円。さらに、親や親戚からのご祝儀を考慮すると、もっと増えるケースが多いでしょう。

(3)100人の場合

100人規模で披露宴までおこなうとすると、予算は安く見積もって、400万円くらいから500万円くらいまでが一般的になっています。

ご祝儀は、上記同様の単純計算をすると300万円。そこに親や親戚などから贈られるお金を考慮すると、もう少し増えると予想されます。

 

4:結婚式の見積もりにある内容とは?

結婚式の見積もりは、それぞれの項目別に細かく記されているのが一般的です。その見積もりには一般的にどんなものが入ってくるのか、その内容をざっくりとご紹介します。

(1)挙式関連

披露宴の前に結婚式を挙げる場合には、挙式に関する代金が見積もりに計上されます。

教会式、神式、人前式など、さまざまなタイプの挙式がありますが、いずれの場合でも、挙式そのものにかかる費用は15万円前後が多いでしょう。

(2)装花関連

披露宴では、装花に関するお金もかかります。

新郎新婦が座る「高砂席」と呼ばれるメインテーブルのほか、ゲストのテーブルにも装花をします。ゲストの数が多いほどテーブルの数が増えるので、装花の数も増えます。

(3)衣装代

式や披露宴で着る衣装代も、見積もりに入ってきます。これは「1着あたりいくら」という計算になります。

お色直しをして、ドレスを複数枚着るならば、そのぶん高額になっていきますし、選ぶドレスや着物の格によってもかなり幅があります。タキシードなど新郎の衣装に関しても、同様です。

また、関連してヘアメイク代もかかりますので、忘れずに心積もりをしておきましょう。

さらに、ブーケやブートニアの代金も上乗せされますし、お色直しをするたびに髪型を変えるとなると、そのぶんの費用も計上されるのが一般的です。

また「衣装を安く済ませたいから」と自前、あるいは格安レンタルを使用する方法もありますが、その場合には「持ち込み料」を見積もりに計上する式場も多くなっています。

(4)食事代

新郎新婦のほか、ゲストの食事代や飲料代も見積もりに入ります。

料理の格や提供する飲み物の種類によって、ある程度コースが決められているのが一般的です。

これらの代金は、ゲストひとりあたりいくら、という形で人数に応じて見積もりに計上されます。ただし、立食パーティなどブッフェ形式にする場合には、人数ごとの見積もりではない場合もあります。

(5)サービス料

どんな式場で式、披露宴を挙げるにせよ、サービス料がかかってくるのが一般的な慣習です。

こちらは見積もりの総額に対して、10%前後がかかるケースが多くなっています。

 

5:結婚式費用の支払いっていつすればいい?

結婚式費用の支払いは、簡単に言ってしまうと「結婚式の前」までに、見積もりに出ている全額の支払いを済ませるのが一般的です。

多くはまず「申込金」という形で、結婚式や披露宴を申し込んだ時点で手付けのようなお金を払います。

その後、見積もりの中身が完全に確定したころ、つまり挙式や披露宴の数週間前の段階で、総額が確定します。

その確定した総額を、式や披露宴の1週間ほど前までに支払うのが通例です。

ただし、当日に何らかの事情により、さらに費用がかかったものがあれば、当日または後日にそれらを精算することになります。

逆に、当日キャンセルした人の分が戻ってくることはほぼないため、最終の支払い以降にキャンセルが入った場合には、その分も出費も必要となり、返金の対象にはなりません。

 

6:結婚式のお金はいくらあっても足りない!ローンをしてまで結婚式を挙げる人も

結婚式や披露宴に対して「絶対にこうしたい!」という夢が膨らんでしまえば、「いくらお金があっても、足りない!」となることも……。

ただし一生に一度の結婚式ですから、「お金がない」「ちょっと足りない」というのを理由に「理想の結婚式を諦めるのは嫌だ!」となることも珍しくはありません。

その場合は、結婚式用のローンで賄うケースも。「一緒に一度のことだから、妥協はしたくない。けれど先立つ物がない……」となったときには、ローンで支払うというのも選択肢になっているようです。

ただし、ローンは言うまでもなく借金。安易に借金を増やしてしまえば、結婚後に返済に追われることにもなりかねませんから、ふたりで話し合って慎重に決定すべきテーマと言えるでしょう。

 

7:結婚式にはお金がかかる!けれどそこまではかからないのも実態?

一般的に言われている「結婚式にはお金がかかる!」というのは真実でしょう。

しかし、お金はかかるものの、実際にはゲストや親、親族などからご祝儀をいただける場合が多いので、“自己負担”という面では、思ったよりもかからずに済んだ実感がある人も多い実態にあります。

結婚式や披露宴を検討し始めたときには「どのくらいかかるのか」と同時に「どのくらい、お祝いで賄えそうか」という算段をつけておくと、より現実的な見通しが立てやすいのではないでしょうか。