人生設計とは?誰でも簡単な自分の人生設計図の書き方5つ

人生設計について考えたことはありますか? 自分の人生について考えるとなると、何から考えていいのかわからないということもあるでしょう。しかし、人生設計の書き方がわかれば、それほど難しいものではありません。そこで今回は、人生設計シートの書き方をはじめ、人生設計を立てるのに役立つ本やアプリをご紹介します。
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1:人生設計とは?自分の人生設計図を書いてみよう!

(1)人生設計とは?英語では何と言うの?

まずは人生設計とは何なのかを、最初に確認しておきましょう。

じんせい‐せっけい【人生設計】

結婚や教育、住居、老後の暮らしなどについての計画を立てること。人生計画。ライフプラン。ライフデザイン。

(出典:デジタル大辞泉/小学館)

簡単にいえば、自分の人生を計画してみること。辞書でも説明されているとおり、英語では「life plan」や「life design」というようです。日本語でも使われる言葉なので、なじみがある人も多いのではないでしょうか。

(2)人生設計の基本公式とは?

人生設計というのはひとぞれぞれのもの。そのため数学の「公式」といったものは、誰にでもあてはまるものを確立するのは難しいでしょう。

しかし、そんな難解な公式を、多くの著書を持つ有名な経済評論家の山崎元さんが考案しています。山崎さんが考案した「人生設計の基本公式」は、手取りの年収や残り何年働けるかという現役年数、年金予定額、老後の年数などを入力すると、今ためておくべき月々の貯蓄金額を算出できる、というもの。

具体的には、

必要貯蓄率=(老後生活率×手取り年収-年金額現在資産額/老後年数)/(現役年数/老後年数+老後生活率)×手取り年収

となるようなのですが、なかなか難解ですよね。山崎さんとファイナンシャルプランナーの岩城みずほさんが手掛けるWEBサイト「Office Benefit」には、自動計算ができる機能がありますので、興味がある人はチェックしてみてください。

 

2:人生設計シート・人生設計図の書き方5つ

今度は人生設計図の書き方をご紹介します。人生設計を書いているという人にお話を聞いてきました。

(1)目標から逆算

「自分の目標から逆算するような書き方をしていますね。例えば、何歳までにマイホームを購入するって決めたら、大体のイメージでマイホームに必要なお金を出します。そこから考えて、今年はいくら貯金しないとダメとか、そういう考え方をしてますね」(Rさん・29歳男性)

目標を立ててそれを達成するために、必要なものを逆算して達成していくという方法ですね。続けていくためには、頻繁に目に触れる場所に達成度を書いたもの紙などを貼っておくといいでしょう。

(2)if-then プランニング

「まずは目標を決めるんですけど、それを達成するための方法として、自分が実践しているのは“if-then プランニング”です。“もし●●だったら○○する”っていう、何かを実行するためのトリガーを決めておくわけです。

例えば、“22時に家にいたら資格の勉強を始める”とか。これを、目標達成のための習慣作りに取り入れています」(Eさん・32歳男性)

具体的には「月曜の夜はジムにいく」とか「週末になったら1週間にやるべきことをリスト化する」ということをしているそう。これをスマホのTO DOリストアプリで管理しているようです。

(3)白紙

「自分の場合は白紙です。どうなりたいっていう目標を立てて将来をイメージすることは簡単ですけど、どちらかというと、まったく予想もしていなかった未来につながっていてほしいって思うんです。なので、わざと書きません。

目の前のやらなくちゃいけないことはやりますけど、それ以外のことは、TO DOリスト化はしません」(Nさん・34歳男性)

「夢とか目標っていうものが嫌い」という人もいました。「それは将来の目標達成のために努力するってことで、今を消費してると思うんです」とのこと。確かに目標が達成できなかったら、消費した今の時間がもったいないということになります。

(4)余暇の時間の使い方

「自分は大きな目標を掲げて、それを達成するっていうよりも、仕事以外の余暇の時間をどう使うかを考えます。人生を変えるような大きな目標って、意思の力が必要じゃないですか。自分は意思が弱いっていうの知ってるんです。

なので、小さなことをコツコツやっています。結果的にそれが人生を大きく変えることにつながるかなって。だから、人生の設計図を書くというよりも、隙間時間に何をするかを整理したリストを使ってます」(Rさん・37歳男性)

確かに、いきなり大きなことはできないものですし、成果が出ないと続かないもの。できることだけを少しずつやるというのも、人生を変える力がありそうですね。

(5)達成したいことよりもやってて楽しいこと

「自分の場合、目標とか達成したいことではなく、やってて楽しいことで人生設計を考えてます。それで手帳を埋めていくんです。だって、今を楽しめるっていうのは、将来の“今”を楽しむための準備っていうことでもあると思うので」(Tさん・32歳女性)

人生設計と大きく構えずに、こうやって楽しいことの鎖を将来までつなげていくというのも立派な設計図になるのかもしれません。

 

3:人生設計を立てるのに役立つ本3選

今度は人生設計を立てるのに役立つ本をご紹介します。人生設計を立てるとき、どういった考え方でつくっていけばいいか、どのように目標を達成していくかということに関して参考になるはず。

(1)『GIVE&TAKE』アダム・グラント

仕事をすると考えたとき、どうすれば成功するか、より多くのお金を稼げるかを考えると思います。この本は、その成功している人を分析しています。

この本によれば、他人から多くのものを受け取ろうとする人よりも、他人により多くのものを与える人のほうが、結果的に裕福になっていることを教えてくれます。

最初は損をするかもしれませんが、与えることを続けていくことで周りが味方となっていき、結果的に大きな協力を得られるようになって成功を収めるわけです。

(2)『マインドセット「やればできる!」の研究』キャロル・S・ドゥエック

何かを成し遂げようとしたとき、才能と努力という言葉を思い浮かべる人もいるでしょう。この本は努力について焦点を当てたもの。

簡単にいえば、何事も「やればできる」と考えて努力することがどれほどの効果を発揮するのかを教えてくれる本です。

人生設計を考えたとき、その設計図通りにいかず挫折してしまうこともあるでしょう。しかしそこで諦めずに、失敗から学んで次につなげていくことで自分が想像するよりも遠くへ行くことができるようになることをデータを元にして示してくれます。

(3)『やってのける』ハイディ・グラント・ハルバーソン

こちらは「if-thenプランニング」についての具体的なアプローチ方法が載っている本です。

目標を掲げたとき、それを達成するには意思の力が必要だと考えているなら、この本を読んでみることをおすすめします。目標を設定し、それを達成するための具体的なアプローチ方法と、それを習慣化するためにどうすればいいかを教えてくれます。

 

4:人生設計を立てるのに役立つアプリ3選

最後はアプリをご紹介しましょう。

(1)Wunderlist

まずは目標を立て、その達成のためにやるべきことをリスト化してみることが大事で、「TO DOリスト」として管理することが重要です。こうしたアプリは「Wunderlist」以外にもたくさんので、自分に合った使いやすいものを選ぶといいかもしれません。

(2)教えて!未来ゾウ

人生における支出のシミュレーションができるアプリ。結婚や出産、子供の教育や住居などにどれくらいの費用がかかるのかをグラフでわかりやすく教えてくれます。

お金をベースにした人生設計を立てるなら、まずはシミュレーションアプリで必要な支出を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

(3)あなたの「残り」の人生時計

このアプリは平均寿命から今のあなたの年齢を差し引いた残りの人生の時間を教えてくれます。

年々、時間のたつのが早くなったと感じているなら、このアプリを使って残りの時間を可視化してみることをおすすめします。「もうこれしか残ってないの!」と驚くかもしれませんよ。

 

5:まとめ

今回は人生設計についてご紹介しました。人生設計に関する本やアプリはさまざまなものが出ていますが、人生設計シートは、時間をかけて自分の手で作っていくといいかもしれません。

そのほうが計画倒れのしない人生設計図となるはず。ぜひ参考にしてみてください。

 

【参考】

Office Benefit「人生設計の基本公式」